地方公務員試験について知るべき5つの疑問
はじめに
地方公務員になるには、どんな試験を受けて、どんな勉強法をすれば良いのか。
ちなみに、私は理系の大学院1年生になった瞬間から、実験をそこそこに独学で試験勉強をして政令市に行政職で入りました。
その経験を少しでもお伝えできれば幸いです。
Q1そもそも地方公務員ってなに?
市役所や県庁など役所で勤務する公務員のことです。
Q2何年勉強する必要があるの?
一般的に半年〜1年間勉強する必要があると言われています。
もちろん自治体によって難易度が違い、特に小さな自治体は筆記試験が簡単なことが多いので、実際は準備期間はもっと短くて済むんです。
ではなぜ、1年間も勉強するのか?それは公務員志望者のほとんどは、大きな自治体や国家公務員などを併願するんですね。難しい試験に標準を置いて勉強しているわけです。個人的には最低でも1年は必要だと思います。
公務員試験を諦める人は、この勉強期間を耐えることができずにリタイアします。
ただし、公務員試験勉強という名のデスマーチを完走しても必ず合格するわけではありせん。よって「公務員浪人」という日本の闇が発生してしまうのです…
Q3たくさんの自治体へエントリーできるの?
たくさんはできません。
民間企業は何十社とエントリーできますが、公務員試験はそうはいきません。
大学受験と同じようなものです。だいたい政令市と県庁は「A日程(6月下旬)」、中核市は「B日程(7月下旬)」、そのほかの自治体は「C・D日程」と決まっています。しかし、中にはまったく異なる日程に試験を行う自治体もあるので、要チェックですね。
Q4なんの教科があるの?
大きく分けて「教養試験」と「専門試験」の2つを受験しなければいけません。
ただし、それぞれの内容は下記にあるように、様々な科目がこれでもかというほどパンパンに詰め込まれています・・・
教養試験:数的処理、判断理解、資料解釈、政治、法律、英語、数学、日本史・・・
上記は一般行政職の科目。技術職は、また違います。
一つ一つの難易度はそこそこ、量は膨大というのが特徴です。処理能力と知識が問われているみたいですねー
Q5独学で合格できるの?
A:できます。
公務員試験用の書籍はとても充実しております。しっかりと計画的に勉強すれば可能ですよ。全ての参考書を揃えるとなると数万円用意しなければなりませんが、予備校や大学の講座の価格に比べるとかなり安いですね。
詳しい話はまた書いていきたいと思います。