なぜ食事制限だけのダイエットは失敗するのか
ダイエットといえば一番に食事制限を思い浮かべると思いますが、その方法だけでは一時的に体重を落とすことはできても、その後に待ち受けているリバウンドを避けることはできません。
本当のダイエットはどのようにして行えば良いか、Testosterone著書「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」を読んだ感想踏まえて説明します。
太る原因
非常にシンプルです。摂取カロリー>消費カロリーであれば太ります。逆なら痩せる。つまり、いくら食事制限ダイエットによって摂取カロリーを抑えたところで、消費カロリーを上げなければ意味はありません。食事制限だけのダイエットでは消費カロリーも低減してしまうため、最終的には太りやすく痩せにくい体ができあがってしまうという理屈です。
ではなぜ食事制限だけだと消費カロリーも低減してしまうのか。
それは「消費カロリー=基礎代謝+活動代謝」であり、食べる量を少なくしてしまうと体は筋肉を分解し栄養に変えてしまうため基礎代謝が下がってしまい太りやすい体になってしまうからです。
ランニングは効果がない?
本書ではランニングは非常にコスパが悪いとしています。ランニングの消費カロリーは「体重×走った距離km=消費kcal」。分かりやすくいえば、体重60kgの人が1kgの体重を落とすためには、120kmも走らないといけない計算となってしまいます。フルマラソン3回分です。
ダイエットの手始めとしてランニングをするも効果がなく挫折する人は多いと思いますが、この事実を知ればランニングで痩せないのは納得です。
結局どうすればよいのか
要は筋トレによって筋肉量を増やし、基礎代謝を上げて太りにくい体を作る一方で、摂取カロリー<消費カロリーの原則を守ることでダイエットは実現します。